不遇・悲惨と言われる生まれ年一覧!就職氷河期・リーマン・コロナ世代を解説

生まれ年で見る

不遇な世代って何年生まれ?

「○○年生まれ やばい」と検索していると、

「不遇な世代」
「悲惨な世代」
「運が悪い世代」

といった言葉を見かけることがあります。

就職氷河期。

リーマンショック。

東日本大震災。

コロナ禍。

人生の重要なタイミングで大きな社会変化が起こると、

「この年代、不遇すぎない?」

と世代単位で語られることがあります。

ただし最初に大切なことを確認しておきましょう。

特定の年に生まれたから、その人の人生が悲惨になるわけではありません。

同じ生まれ年でも、

  • 進学した人
  • 就職した人
  • 海外にいた人
  • 起業した人
  • 家庭環境が違う人

では、経験した出来事が大きく異なります。

この記事で扱う「不遇世代」は、あくまで人生の節目と社会的な出来事が重なりやすかった年代という意味です。

この記事では、就職氷河期、リーマンショック、震災、コロナ禍などをもとに、「不遇・悲惨と言われやすい生まれ年」をわかりやすく整理します。

  1. 不遇・悲惨と言われる世代とは?
    1. 人生の節目と不況・災害が重なると「不遇」と言われやすい
    2. 「世代背景」と「個人の人生」は分けて考える
  2. 不遇と言われやすい世代・生まれ年一覧
  3. 1970年代前半~1980年代前半生まれ|就職氷河期世代
    1. 就職氷河期は1993~2004年頃の卒業・就職期
    2. 新卒時のつまずきが長く影響した人もいる
  4. 1985年前後生まれ|「氷河期の少し後」なのにリーマンが来た
    1. 大学卒業期がリーマンショック前後
    2. バブルの恩恵は知らず、不況は何度も経験
  5. 1986~1988年生まれ|若手社会人期にリーマンショック
    1. 1986年前後は就職直後に景気悪化
    2. 1987~1988年は新卒採用悪化の影響を受けやすい
  6. 1989~1993年生まれ|東日本大震災を若者期に経験
    1. 1989~1990年生まれは就職活動・新社会人期
    2. 1991~1993年生まれは大学・高校時代に震災
  7. 1994~1996年生まれ|比較的安定?それでもコロナは20代
    1. 就職後数年でコロナ禍へ
    2. 1996年生まれは2026年に30歳という別の節目も
  8. 1997~2000年生まれ|大学・就職・成人とコロナ禍が重なった
    1. 1997~1999年は大学卒業・就職期への影響
    2. 2000年生まれは「20歳=2020年」
  9. 2001~2002年生まれ|進学・高校卒業がコロナ直撃
    1. 2001年生まれは大学入学期にコロナ
    2. 2002年生まれは高校最後の1年がコロナ禍
  10. 2003~2005年生まれ|高校生活そのものがコロナ世代
    1. 2003~2004年は高校生活の長い期間に制限
    2. 2005年生まれは高校生活が「感染対策ありき」
  11. 一番「不遇」と言われやすい生まれ年は?
    1. 雇用面なら就職氷河期世代の影響が大きい
    2. 学生生活なら2002~2005年のコロナ世代が特殊
  12. 「不遇な世代」と「黄金世代」は両立する
    1. 1988年生まれは黄金世代でもあり景気悪化世代でもある
    2. 世代の評価は「何を見るか」で変わる
  13. 「不遇な世代」という言葉に引っ張られすぎなくていい
    1. 同じ年に生まれても人生はまったく違う
    2. 世代論は「自分たちの時代を理解する材料」として見る
  14. 不遇・悲惨と言われる生まれ年についてよくある質問
    1. 就職氷河期世代は何年生まれ?
    2. 1985年生まれは就職氷河期世代?
    3. 1988年生まれは不遇な世代?
    4. 2000年生まれは不遇?
    5. 2002年生まれはコロナ世代?
    6. 2004年生まれは不遇?
    7. 一番悲惨な生まれ年は何年?
  15. まとめ|「不遇な生まれ年」ではなく「社会変化と節目が重なった世代」
  16. 関連記事

不遇・悲惨と言われる世代とは?

「不遇世代」という正式な世代区分があるわけではありません。

多くの場合、ニュースやネット上で、社会環境が厳しかった年代をまとめて表現するときに使われています。

人生の節目と不況・災害が重なると「不遇」と言われやすい

特に影響が大きいのが、

  • 高校・大学卒業
  • 就職活動
  • 新社会人
  • 受験
  • 成人
  • 結婚・出産

など人生の節目です。

この時期に景気悪化や災害が重なると、その後の進路にも影響が残る場合があります。

「世代背景」と「個人の人生」は分けて考える

一方、同じ年代でも全員が同じ影響を受けるわけではありません。

たとえば就職氷河期でも、希望する企業へ就職できた人はいます。

コロナ世代でも、学校生活への影響が比較的小さかった人もいます。

そのため、

「この年生まれだから人生終了」

のような考え方は適切ではありません。

世代背景は、あくまで時代を理解する一つの材料として見るのがよいでしょう。

不遇と言われやすい世代・生まれ年一覧

まずは代表的な年代を一覧で見てみましょう。

年代の目安主な出来事不遇と言われる理由
1970年代前半~1980年代前半生まれ就職氷河期新卒採用が厳しい時期と就職活動が重なった
1984~1987年前後リーマンショック大学卒業・若手社会人期に景気悪化
1989~1993年前後東日本大震災・震災後の就職大学生・就職活動期と震災が重なった人が多い
1997~2001年前後コロナ禍大学・就職・成人など若者期に社会が急変
2002~2005年前後コロナ禍高校生活・大学入学・学校行事に大きな影響

ここから、それぞれ詳しく見ていきます。

1970年代前半~1980年代前半生まれ|就職氷河期世代

「不遇な世代」という言葉ともっとも強く結びついているのが、就職氷河期世代です。

バブル崩壊後の厳しい雇用環境の中で、学校卒業・就職活動を迎えました。

就職氷河期は1993~2004年頃の卒業・就職期

一般に就職氷河期世代とは、1993年頃から2004年頃に学校卒業期を迎え、就職活動を行った世代を指します。

生まれ年で見ると、進学経路によって異なります。

4年制大学を標準的に卒業した場合は、1971~1982年生まれ前後。

高校卒業で就職した場合は、1975~1986年生まれ前後が目安です。

つまり、「○年生まれから○年生まれまで」と一つに固定できる世代ではありません。

新卒時のつまずきが長く影響した人もいる

日本では長く新卒一括採用の影響が強く、卒業時の景気によって就職環境が大きく変わる傾向がありました。

就職氷河期には、

  • 正社員求人が少ない
  • 希望職種へ入りにくい
  • 非正規雇用からスタートする
  • キャリア形成が遅れる

といった課題に直面した人もいます。

そのため政府も現在まで就職氷河期世代への支援を続けています。

1985年前後生まれ|「氷河期の少し後」なのにリーマンが来た

1985年前後生まれは、典型的な就職氷河期の中心からは少し若い年代です。

しかし「完全に恵まれた世代」とも言いにくい特徴があります。

大学卒業期がリーマンショック前後

1985年生まれが4年制大学を標準的に卒業すると、2008年前後。

まさに世界金融危機・リーマンショックが起きた時期です。

景気や採用環境が急速に悪化し、その後の就職活動にも影響が広がりました。

「就職氷河期は終わったと思ったら、今度はリーマン」という感覚を持つ人もいるでしょう。

バブルの恩恵は知らず、不況は何度も経験

1985年生まれはバブル期に生まれています。

しかし、本人に好景気の記憶はほとんどありません。

物心がつく頃にはバブル崩壊後。

若手社会人期にはリーマンショック。

30代半ばではコロナ禍。

「好景気の記憶はないのに、不況イベントは何度も経験した」

という挟まれ感があります。

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1986~1988年生まれ|若手社会人期にリーマンショック

1986~1988年生まれも、景気変動との関係で「大変だった世代」と語られることがあります。

特に就職時期によって影響の大きさが変わります。

1986年前後は就職直後に景気悪化

1986年生まれが大学を標準的に卒業するのは2009年前後。

リーマンショック後の厳しい雇用環境と重なります。

また高卒・専門卒など進路によっては、さらに早く社会へ出て景気悪化を経験した人もいます。

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1987~1988年は新卒採用悪化の影響を受けやすい

1987~1988年生まれが大学卒業する頃は2010~2011年前後。

金融危機後の採用環境悪化に加え、2011年には東日本大震災も発生しました。

ただし1988年生まれはスポーツ界では「黄金世代」として語られることも多く、

同じ生まれ年でも「黄金」と「不遇」の両方の文脈が存在する

というおもしろい例でもあります。

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1989~1993年生まれ|東日本大震災を若者期に経験

2011年3月11日の東日本大震災は、日本社会全体に大きな影響を与えました。

1989~1993年前後生まれは、大学生・高校生・就職活動期など若者としての重要な時期に震災を経験した人が多い年代です。

1989~1990年生まれは就職活動・新社会人期

1989年生まれは2011年時点で21~22歳。

1990年生まれは20~21歳。

大学生・就活生・新社会人など、進路を決める重要な時期でした。

震災後には企業活動、採用、学校行事などにも影響がありました。

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1991~1993年生まれは大学・高校時代に震災

1991年生まれは19~20歳。

1992年生まれは18~19歳。

1993年生まれは17~18歳。

大学・高校など学生生活と震災が重なった年代です。

進学、受験、学校行事などへ影響を受けた人もいました。

ただし地域による影響の差は非常に大きく、単純に「1991~1993年生まれ=不遇」と言うことはできません。

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1994~1996年生まれ|比較的安定?それでもコロナは20代

1994~1996年生まれは、就職氷河期やリーマン直撃世代と比べると、新卒就職期の景気環境は比較的異なります。

しかし20代半ばでコロナ禍を経験しました。

就職後数年でコロナ禍へ

1994年生まれは2020年に25~26歳。

1995年生まれは24~25歳。

1996年生まれは23~24歳。

大学卒業後なら、社会人として数年働いたタイミングです。

転職。

結婚。

一人暮らし。

キャリア形成。

などを考える20代半ばで、働き方や生活が大きく変化しました。

1996年生まれは2026年に30歳という別の節目も

1996年生まれは2026年に30歳。

コロナ禍を20代前半で経験し、その後生成AIが広がる中で30代へ入ります。

「不遇」というより、社会変化の大きい20代を過ごした世代と見るほうが自然でしょう。

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1997~2000年生まれ|大学・就職・成人とコロナ禍が重なった

コロナ禍で特に注目されるのが1997~2000年前後生まれです。

2020年当時、20歳前後から20代前半。

学生生活や社会人生活の入り口と大きく重なりました。

1997~1999年は大学卒業・就職期への影響

1997年生まれは2020年に22~23歳。

1998年生まれは21~22歳。

1999年生まれは20~21歳。

大学卒業、就職活動、新社会人、大学生活などに影響を受けた人が多い年代です。

採用活動のオンライン化。

入社式の変更。

リモートワーク。

大学授業のオンライン化。

など、若者期の「普通」が一気に変わりました。

1997年生まれがやばい理由7選!

1998年生まれがやばい理由7選!

1999年生まれがやばい理由7選!

2000年生まれは「20歳=2020年」

2000年生まれは特に象徴的です。

2020年に20歳。

成人という大きな節目と、世界的なコロナ禍が同じ年に重なりました。

成人式、大学生活、旅行、アルバイトなどへ影響を受けた人もいます。

「年齢計算が簡単」という2000年生まれの特徴が、逆にコロナとの重なりも非常にわかりやすくしています。

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2001~2002年生まれ|進学・高校卒業がコロナ直撃

2001~2002年生まれになると、コロナ禍は大学生活だけでなく、高校卒業・進学などに直接重なります。

2001年生まれは大学入学期にコロナ

標準的な学年で進学した2001年度付近の世代は、2020年春に高校卒業・大学入学を迎えた人が多い年代です。

ところが2020年春は、感染拡大と学校の対応が急速に進んだ時期。

入学式。

新歓。

サークル。

対面授業。

友達づくり。

こうした「大学1年目らしい経験」が大きく変化した人もいます。

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2002年生まれは高校最後の1年がコロナ禍

2002年4月以降生まれの多くは、2020年度に高校3年生。

最後の部活。

文化祭。

体育祭。

受験。

卒業。

という高校生活の集大成がコロナ禍と重なりました。

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2003~2005年生まれ|高校生活そのものがコロナ世代

2003~2005年生まれになると、コロナ禍の影響が「高校最後の数か月」ではなく、学校生活そのものへ広がります。

2003~2004年は高校生活の長い期間に制限

2003年生まれの多くは高校2~3年。

2004年生まれの多くは高校1年頃から。

コロナ禍の影響を受けました。

マスク。

黙食。

オンライン授業。

文化祭縮小。

修学旅行変更。

部活動制限。

こうした学校生活を経験した人もいます。

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2005年生まれは高校生活が「感染対策ありき」

2005年生まれも、中学校卒業から高校生活の時期がコロナ禍と大きく重なりました。

特に下の年代になるほど、

「普通の高校生活が途中で変わった」

というより、

「高校生活の最初から感染対策があった」

という感覚が強くなります。

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一番「不遇」と言われやすい生まれ年は?

ここまで見ると、

「結局どの年代が一番大変だったの?」

と思う人もいるでしょう。

しかし単純なランキングにはできません。

雇用面なら就職氷河期世代の影響が大きい

長期的なキャリアへの影響という意味では、就職氷河期世代は非常に大きな問題として公的にも扱われています。

新卒時の厳しい雇用環境が、その後の所得や雇用形態に影響した人もいます。

そのため、雇用・キャリアという尺度では就職氷河期世代が代表的な「不遇世代」と言えるでしょう。

学生生活なら2002~2005年のコロナ世代が特殊

一方、学校生活という尺度では2002~2005年生まれの経験もかなり特殊です。

高校生活は人生で一度だけ。

文化祭や修学旅行、部活動の最後の大会など、後からやり直せないイベントもあります。

その時期が社会全体の感染対策と重なったことは、世代特有の経験と言えるでしょう。

「不遇な世代」と「黄金世代」は両立する

一見すると「不遇世代」と「黄金世代」は正反対に見えます。

しかし実際には、同じ年代に両方の評価が存在することがあります。

1988年生まれは黄金世代でもあり景気悪化世代でもある

1988年生まれは、田中将大さん、前田健太さん、坂本勇人さんなど野球界の豪華な世代です。

一方、一般の同世代を見ると、大学卒業時期はリーマンショック後から東日本大震災前後。

就職環境という意味では簡単な時期ではありませんでした。

つまり、

スポーツでは黄金世代。
就職では厳しい時期を経験。

という両方が成立します。

世代の評価は「何を見るか」で変わる

スポーツ。

就職。

学校生活。

芸能。

景気。

どこを見るかによって「恵まれた世代」「不遇な世代」は変わります。

そのため、一つのラベルだけで世代全体を評価しないことが大切です。

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「不遇な世代」という言葉に引っ張られすぎなくていい

ネットでは、世代論が強い言葉で語られやすい傾向があります。

「勝ち組世代」

「負け組世代」

「悲惨な世代」

「最強世代」

しかし現実はそれほど単純ではありません。

同じ年に生まれても人生はまったく違う

生まれ年が同じでも、

  • 住んでいる場所
  • 進路
  • 家庭環境
  • 職業
  • 健康
  • 人間関係

によって人生は大きく変わります。

社会状況が影響を与えることはあっても、生まれ年だけで人生が決定されるわけではありません。

世代論は「自分たちの時代を理解する材料」として見る

世代論のおもしろさは、優劣を決めることではありません。

「自分たちはどんな時代に育ったのか」

を振り返ることにあります。

子どもの頃の流行。

学生時代の社会事件。

就職時の景気。

スマホやSNSの普及。

同じ年に生まれた人と比べることで、自分が生きてきた時代も見えてきます。

不遇・悲惨と言われる生まれ年についてよくある質問

最後に、よくある疑問をまとめます。

就職氷河期世代は何年生まれ?

一つの生まれ年に固定されているわけではありません。

一般には1993~2004年頃に学校卒業期・就職活動期を迎えた世代を指します。

標準的な進学なら、大卒では1971~1982年生まれ、高卒では1975~1986年生まれ前後が目安です。

1985年生まれは就職氷河期世代?

進路によって異なります。

高卒就職なら就職氷河期の終盤と重なる可能性がありますが、4年制大学を卒業した場合は典型的な氷河期より後で、リーマンショック前後の影響が強い年代です。

1988年生まれは不遇な世代?

大学卒業期がリーマンショック後から東日本大震災前後に重なったため、就職面で大変だった人もいます。

一方、スポーツでは「88年世代」として非常に評価の高い黄金世代でもあります。

2000年生まれは不遇?

2020年に20歳となり、成人・大学生活などがコロナ禍と重なったことから「コロナ世代」と語られることがあります。

ただし2000年生まれ全員が不幸だったという意味ではありません。

2002年生まれはコロナ世代?

標準的な学年では、高校3年の時期にコロナ禍が大きく重なった人が多い年代です。

部活動・学校行事・受験・卒業などに影響を受けた人もいます。

2004年生まれは不遇?

高校生活のかなり広い期間がコロナ禍と重なったため、学校生活という観点では特殊な経験をした世代です。

一方、それだけで人生全体を「不遇」と評価することはできません。

一番悲惨な生まれ年は何年?

一つには決められません。

就職・所得なら就職氷河期世代。

若手社会人期の景気なら1980年代半ば~後半。

学校生活なら2002~2005年頃。

など、評価するポイントによって異なります。

まとめ|「不遇な生まれ年」ではなく「社会変化と節目が重なった世代」

不遇・悲惨と言われる生まれ年について見てきました。

代表的なパターンをまとめると、

  • 1970年代前半~1980年代前半生まれ=就職氷河期
  • 1985年前後=大学卒業・若手社会人期にリーマンショック
  • 1986~1988年前後=金融危機後の就職環境
  • 1989~1993年前後=若者期に東日本大震災
  • 1997~2000年前後=大学・就職・成人とコロナ禍
  • 2001~2002年前後=高校卒業・大学入学とコロナ禍
  • 2003~2005年前後=高校生活の長い期間がコロナ禍

という特徴があります。

しかし、大切なのは、

「不遇な生まれ年」というものが絶対的に存在するわけではない

ということです。

1988年生まれは、就職時期だけを見れば厳しい面がありました。

しかしスポーツでは黄金世代。

2002年生まれは高校生活にコロナの影響を受けました。

しかし藤井聡太さんやAdoさんなど、同世代には若くから活躍する人物もいます。

同じ生まれ年でも、

どの角度から見るかで「不遇」にも「黄金」にも見える。

これが世代論のおもしろいところです。

「○○年生まれ やばい」という検索も同じです。

悪い意味だけではありません。

すごい。

特殊。

時代変化が激しい。

同世代が豪華。

人生の節目に大きな出来事があった。

さまざまな意味が「やばい」という一語に集まっています。

生まれ年は運命を決めるものではありません。

でも、自分がどんな時代を歩いてきたのかを振り返る入口として見ると、かなりおもしろいテーマです。

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