1998年(平成10年)には、どんな事件・事故・出来事があったのでしょうか。
1998年は、日本で長野冬季オリンピックが開催された一方、和歌山毒物カレー事件など社会に大きな衝撃を与えた事件も起きた年です。
また、パソコンではWindows 98が登場し、インターネットやデジタル機器が一般家庭へ広がっていく時期でもありました。
経済面では金融機関の経営問題が深刻化し、日本長期信用銀行や日本債券信用銀行が一時国有化されるなど、バブル崩壊後の金融不安が強く表れた一年でもあります。
この記事では、1998年(平成10年)に起きた主な事件・事故・社会ニュース・スポーツ・文化の出来事をわかりやすく振り返ります。
1998年は平成何年?どんな年だった?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 西暦 | 1998年 |
| 元号 | 平成10年 |
| 十二支 | 寅(とら) |
| 十干十二支 | 戊寅(つちのえとら) |
| 主な印象 | 長野五輪・重大事件・金融不安・PC普及 |
1998年は平成10年です。
平成が始まって約10年がたち、日本社会では携帯電話やパソコンが少しずつ身近になっていました。
一方で、バブル崩壊後の長い景気低迷が続き、金融機関の経営問題なども大きなニュースとなっています。
1998年に起きた主な事件
1998年には、日本社会に強い衝撃を与え、現在でも知られている重大事件が発生しました。
和歌山毒物カレー事件
1998年7月25日、和歌山市園部地区の夏祭りで提供されたカレーを食べた住民が相次いで体調不良を訴える事件が発生しました。
カレーには毒物が混入されており、67人が中毒被害を受け、4人が死亡する重大事件となりました。
地域の夏祭りという日常的な場所で起きた無差別的な事件だったことから、全国に大きな衝撃が広がりました。
事件後は捜査や裁判が長期間にわたり報道され、現在まで知られる平成の重大事件の一つとなっています。
▶ 和歌山毒物カレー事件の経緯とその後|調査隊で解説予定(準備中)
事件報道が連日大きく扱われた
和歌山毒物カレー事件は、事件そのものだけでなく、その後の捜査や報道のあり方についても大きな注目を集めました。
1990年代後半はテレビのニュース番組やワイドショーの影響力が非常に大きかった時代です。
重大事件が起きると連日のように全国放送で報じられ、多くの人が同じニュースをテレビで追うという現在とは少し異なる情報環境でした。
▶ 1998年の重大事件を詳しく見る|調査隊(準備中)
1998年の社会・経済で起きた出来事
1998年を振り返るうえで、バブル崩壊後の金融不安も重要な出来事です。
日本長期信用銀行が一時国有化
1998年10月、日本長期信用銀行が特別公的管理の対象となり、一時国有化されました。
当時の日本では、バブル崩壊後に金融機関が抱えた不良債権問題が深刻化していました。
大手金融機関の経営問題は、企業だけでなく一般の預金者や日本経済全体にも大きな不安を与えました。
日本債券信用銀行も一時国有化
同年12月には、日本債券信用銀行も特別公的管理の対象となりました。
1998年は、金融システムを安定させるための法律や公的資金を使った対策が本格化した時期でもあります。
平成初期の経済を振り返るとき、1998年はバブル崩壊後の金融危機が表面化した年の一つとして重要です。
1998年のスポーツ最大の出来事は長野オリンピック
1998年の明るいニュースとして最も印象的なのが、長野冬季オリンピックです。
長野冬季オリンピック開催
1998年2月7日から22日まで、長野県を中心に第18回オリンピック冬季競技大会が開催されました。
日本で冬季オリンピックが開催されたのは、1972年札幌大会以来26年ぶりでした。
72の国と地域から選手が参加し、7競技68種目が行われました。
日本代表は、
- 金メダル5個
- 銀メダル1個
- 銅メダル4個
の合計10個のメダルを獲得しました。
スキージャンプ団体の金メダルなどで日本中が沸いた
長野五輪では、スキージャンプのラージヒル団体で日本代表が金メダルを獲得しました。
岡部孝信さん、斎藤浩哉さん、原田雅彦さん、船木和喜さんの4人による金メダルは、長野大会を象徴する出来事の一つです。
ほかにも、
- 船木和喜さん:ジャンプ・ラージヒル個人 金メダル
- 里谷多英さん:女子モーグル 金メダル
- 清水宏保さん:スピードスケート男子500m 金メダル
- 西谷岳文さん:ショートトラック男子500m 金メダル
など、日本選手が活躍しました。
1998年と聞いて長野オリンピックを思い出す人も多いでしょう。
1998年はパソコンとインターネットが広がった年
1998年は、現在につながるデジタル社会を考えるうえでも重要な時期です。
Windows 98日本語版が発売
1998年7月25日、日本でWindows 98日本語版が発売されました。
Windows 95の後継OSとして登場し、家庭用パソコンの使いやすさやインターネットとの連携などが強化されました。
1990年代後半は、家庭にパソコンを置いてインターネットを始める人が増えていった時期です。
「一家に一台パソコン」へ向かう時代
1998年当時、現在のようなスマートフォンはまだありません。
インターネットを使うには主に家庭や職場のパソコンから接続していました。
電話回線を利用したインターネット接続も一般的で、接続中は独特の通信音が聞こえる時代です。
1998年は、
「パソコンやインターネットが一部の詳しい人だけのものから、一般家庭へ広がり始めた時代」
と言えるでしょう。
1998年生まれはどんな時代に生まれた?
1998年生まれの人本人には、生まれた年の出来事の記憶はほとんどありません。
しかし、その年の社会背景を見ることで、自分たちがどのような時代に生まれたのかが見えてきます。
まだスマホもSNSも存在しない時代
1998年当時は、現在のスマートフォンやLINE、Instagramなどは存在していませんでした。
携帯電話は普及が進んでいましたが、電話やメールが中心です。
家庭ではテレビやゲーム機の存在感が大きく、パソコンやインターネットがこれから急速に広がっていく時代でした。
その後のデジタル化とともに成長した世代
1998年生まれは、その後、小学生時代にニンテンドーDSやWiiを経験し、中高生になる頃にはスマートフォン・LINE・YouTube・SNSが急速に普及します。
つまり、
「アナログ寄りの幼少期からスマホ・SNS時代までの変化を成長とともに経験した世代」
です。
1998年の主な出来事を年表で見る
1998年に起きた主な出来事を簡単に並べると、次のようになります。
| 時期 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2月 | 長野冬季オリンピック開催 |
| 7月 | Windows 98日本語版発売 |
| 7月 | 和歌山毒物カレー事件発生 |
| 10月 | 日本長期信用銀行が一時国有化 |
| 12月 | 日本債券信用銀行が一時国有化 |
1998年は、重大事件や金融不安があった一方、日本開催の冬季オリンピックやパソコンの普及など、後の時代につながる大きな出来事もあった一年でした。
1998年についてよくある質問
1998年は平成何年?
1998年は平成10年です。
1998年に起きた大きな事件は?
代表的な事件の一つが和歌山毒物カレー事件です。
1998年7月25日に和歌山市の夏祭りで発生し、67人が中毒被害を受け、4人が亡くなりました。
1998年に日本で開催されたオリンピックは?
長野冬季オリンピックです。
1998年2月7日から22日まで開催され、日本代表は金5個・銀1個・銅4個、合計10個のメダルを獲得しました。
Windows 98は1998年に発売された?
はい。
日本語版Windows 98は1998年7月25日に発売されました。
1998年生まれは今何歳?
1998年(平成10年)生まれの人は、2026年現在で28歳 です。
まとめ|1998年は長野五輪と重大事件、デジタル化が重なった年
1998年(平成10年)の主な出来事をまとめると、
- 長野冬季オリンピックが開催
- 日本代表が金5個を含む計10個のメダルを獲得
- 和歌山毒物カレー事件が発生
- Windows 98日本語版が発売
- 日本長期信用銀行が一時国有化
- 日本債券信用銀行も一時国有化
- 家庭へのパソコン・インターネット普及が進んだ
などがあります。
1998年は、事件や経済不安があった一方で、長野五輪の盛り上がりやデジタル社会への変化も進んだ、非常に印象的な一年でした。
個別の事件についてさらに詳しく知りたい場合は、今後「調査隊」で経緯・背景・その後を詳しく取り上げていく予定です。
▶ 1998年の事件・事故を詳しく調べる|調査隊(準備中)

